ルナと雪女先生が墓場に足を踏み入れると、墓の主たちがいっせいに視線を向けた。 グォー。グォー。風の音ともゴーストの声ともつかぬ不気味な音が高まってくる。あっという間にゴースト達に取り囲まれた。 雪女先生がゴースト達にきいた。「白蛇のシロちゃん、知らない?」 ゴースト達はいっせいにある方向を指さすと…